ハート絵文字の色別の意味をまとめて解説
赤・オレンジ・黄色から黒・白・茶色まで、ハート絵文字の色と形ごとの意味を整理。恋愛・友情・ファンダムの場面での読まれ方や、文化による違いも紹介します。
ハートは、もっともよく使われる絵文字のひとつですが、色がいろいろあるので、「この色はどんな意味だろう」と迷ってしまいます。結論から言うと、ハートの色に公式な意味はありません。Unicodeが決めたのは「赤いハート」「青いハート」のような色の名前だけで、意味は、人々が使うなかで作られてきました。
それでも、多くの人が共通して感じる雰囲気ははっきりあります。この記事では、ハート絵文字を色と形ごとに整理して、恋愛・友情・ファンダムのような場面でどう読まれるかを見ていきます。
色ごとのハートの基本的な印象
まずは単色のハートです。以下の説明は、一般的によく通じる印象であり、会話の流れによっては大きく変わることがあります。
- ❤️(赤いハート):いちばん基本のハートで、愛情をもっとも直接的に表します。恋人にも家族にも幅広く使われます。
- 🧡(オレンジのハート):あたたかく明るい印象です。赤いハートより重くないので、友だち同士のやさしさを表すときによく合います。
- 💛(黄色のハート):明るさ、喜び、友情の印象です。恋愛の気持ちなしに、感謝や応援を伝えるときに無難です。
- 💚(緑のハート):自然、健康、みずみずしさを思い出させます。環境や植物の話にもよく使われ、英語圏では緑が嫉妬を表すことから、冗談っぽく「うらやましい」の意味で使われることもあります。
- 💙(青いハート):信頼、落ち着き、友情の印象です。深い愛情よりも、頼もしい応援を送るときに合います。
- 💜(紫のハート):やさしく柔らかい印象で、とくに韓国では、ファンダム文化と強く結びついています。くわしくは下で説明します。
- 🖤(黒いハート):悲しみや哀悼を表すときに使われます。同時に、クールで暗めの好みやブラックユーモアを表す用途にも使われるので、文脈をよく見る必要があります。
- 🤍(白いハート):純粋さ、清潔さ、静かな応援の印象です。慰めや追悼、支えの気持ちを落ち着いて伝えるときにも使われます。
- 🤎(茶色のハート):あたたかく素朴な印象です。コーヒー、秋、安らかな日常のような雰囲気とよく合います。
- 🩷(ピンクのハート):かわいく愛らしい印象です。比較的最近追加されたので、古い機種では表示されないことがあります。
同じ時期に、🩵(水色のハート)と🩶(グレーのハート)も追加されました。🩵は澄んですがすがしい印象、🩶は落ち着いて淡々とした印象で使われます。
形が違うハートたち
色のほかに、動きや飾りの入ったハートもあります。ほとんどがピンク系なので似て見えますが、印象は少しずつ違います。
- 💗(大きくなるハート):ときめきがだんだん大きくなる印象で、どきどきする気持ちを表します。
- 💖(きらきらのハート):輝くハートで、喜びと浮き立つ愛情を表します。
- 💘(矢の刺さったハート):キューピッドの矢で、ひと目ぼれや恋に落ちることを表します。
- 💝(リボンのついたハート):プレゼントのようなハートです。気持ちを贈るという印象なので、記念日のメッセージによく合います。
- 💞(回るハート):ふたつのハートが互いに回る形で、通い合う気持ちや、ふたりの愛を表します。
- 💓(鼓動するハート):心臓が打つ形で、ときめきや緊張を表します。
- ❣️(ハートの形の感嘆符):ハートで強調する感嘆符です。文の最後に添えて、愛情まじりに強調するときに使います。
- 💔(割れたハート):別れ、失望、悲しい気持ちを表します。「もったいない」「残念」くらいの軽い意味でもよく使われます。
- ❤️🔥(燃えるハート):燃える愛、熱い情熱を表します。
- ❤️🩹(治っていくハート):包帯を巻いたハートで、傷から回復中の心や、慰めを表します。
❤️🔥と❤️🩹は、複数の絵文字をつなげた組み合わせ絵文字なので、古い機種では、❤️と🔥のように二つに分かれて見えることがあります。
似ているけれど違うハート
ハートの一覧を見ていると、♥️(ハートのマーク)という絵文字もありますが、これはトランプのハートの柄です。感情を表すというより、カードゲームや飾りの記号に近いものです。また、❤️をコピーして貼り付けたのに、黒い♥の記号のように見えるなら、絵文字ではなく、文字の形で表示されている場合です。赤いハートがどうしても必要なら、絵文字の詳細ページのコピーボタンで、もう一度コピーしてみてください。そのほか、💕(ハートふたつ)のようにハートがいくつも入った絵文字もあるので、同じピンクのハートでも、選ぶ楽しみがあります。
恋愛・友情・慰め、場面別の選び方
同じハートでも、関係によって温度の感じ方が変わります。
- 恋愛:❤️ 💘 💗 ❤️🔥のように、赤とピンクの系統が中心です。最初から❤️🔥を使うと重く感じられることがあるので、💗や🧡から始めるのもひとつの方法です。
- 友情:💛 💙 🧡のように、恋愛の感じが薄い色が無難です。
- 慰めと応援:🤍や❤️🩹が落ち着いてよく合います。悲しい知らせに明るい💖を送ると、軽く見えることがあります。
- 哀悼:🖤や🤍がよく使われます。ただし、🖤は冗談っぽい場面でも使われるので、短い文章をいっしょに添えるのがよいでしょう。
ハートの色は、応援するチームや社会的なキャンペーンを表すシンボルとして使われることもあります。特定の色のハートがずらりと並んだ投稿なら、単なる愛情表現ではなく、あるグループやキャンペーンへの支持かもしれない、と頭に入れておくとよいでしょう。
ファンダムのハート:💜とBTS
ハートの色がもっともはっきりした意味を持つようになった例が、💜です。2016年、BTSのVが、ファンミーティングで「ボラヘ」という言葉をつくりました。虹の最後の色である紫のように、最後まで信じて愛そうという意味で、英語では「I purple you」として知られました。その後、💜は、BTSとファンダムのARMYを象徴するハートになりました。
そのため、韓国をはじめとする多くの国のSNSで💜をよく使っていると、BTSのファンと読まれることが多くなっています。アイドルのファンダムでは、グループやメンバーごとにシンボルカラーがあることが多いので、ほかの色のハートも、特定のグループやメンバーを応援する意味で使われることがあります。
文化によって読み方が違う点
ハートを使うときの温度も、文化によって少しずつ違います。
- 日本と韓国では、友だちや同僚にも、ハートを比較的気軽に使うほうです。日本では、アイドルや声優のファンダムの「メンバーカラー」文化から、ハートの色が特定のメンバーを表すこともあります。
- 英語圏では、❤️が、親しい間柄での濃い表現として受け取られることが多く、友だちには💛や💙を選ぶ人も多くいます。
海外の友だちに初めてハートを送るときは、相手が使っている色を見ながら合わせていくのが、いちばん自然です。
ハートごとの詳しい説明を見る
この記事の下のほうにある「この記事の絵文字」の欄でハートをタップすると、それぞれの絵文字の詳細ページに移動します。詳細ページでは、ほかの言語での名前と3種類のデザイン画像を見ることができ、コピーボタンですぐに持ち出せます。以下は、場面別にすぐにコピーして使えるハートの組み合わせです。
- 💛💙気軽な友情と応援
- 🤍❤️🩹落ち着いた慰め
- 💜ボラヘ、最後まで信じて愛してる
最終確認 2026-10-19