🫡は片手をこめかみのあたりに添えて敬礼している顔です。2021年のUnicode 14.0で追加され、公式名は「敬礼する顔」です。まじめな敬意と、ふざけた服従のどちらにも読めるので、前後の文章で印象が変わります。
こう使う
- 引き受けたとき:「了解です。すぐ取りかかります🫡」
- 敬意:「毎日最後まで残って頑張る先輩、尊敬します🫡」
- ふざけた敬礼:「ビシッ。本日もコーヒー持参で出勤であります🫡」
- ねぎらい:「今日も一日お疲れさまでした🫡」
- 別れと決意:「次のシーズンでまた会いましょう🫡」
仕事のチャットで返事に添えると、「任せてください」という気持ちが伝わります。👍(親指を立てる)が「確認しました」なら、🫡は「責任を持ってやります」に近いです。🙇(お辞儀する人)より短く、元気な印象です。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では「敬礼する顔」という名前から、警察官、自衛官、管制官などの敬礼がまず浮かびます。「了解です」「ラジャー」といった軽い返事や、「ビシッ」という擬態語を添えた冗談で使われることが多いです。日常で兵役が身近でないため、軍隊のイメージは韓国ほど強くありません。
韓国では兵役経験者が多いので、「충성!(忠誠)」「알겠습니다!(承知しました)」といった軍隊口調がふだんの冗談になっています。🫡は本気の敬意にも、同僚や友だち同士のふざけた服従にもよく使われます。男性同士のグループチャットで特に多いですが、性別を問わず広がっています。
英語圏では「Yes sir」「Roger that」が基本の意味です。ゲーマーが使っていた敬礼のテキスト顔文字「o7」からこの絵文字に自然に引き継がれました。去っていく人や亡くなった人への敬意(「o7 to a legend」)にも使われ、無理な命令に皮肉っぽく「はいはい、かしこまりました」と返す用途もあります。
誤解されやすい点
- 本気の敬意のつもりで送った🫡が、皮肉に受け取られることがあります。ニュアンスが大事なときは一言添えましょう。
- 政治や戦争の話題の投稿に添えると、文脈によっては特定の立場の支持と読まれることがあります。
- 🙇や🙏とは違います。🙇は謝罪や丁寧なお辞儀、🙏はお願いや感謝、🫡は「やります」と「敬意」です。
- 後輩が上司に頻繁に使うと、おべっかやからかいに見えることがあります。
プラットフォームによるデザインの違い
眉のあたりに手を添えるという基本は共通ですが、手の形や表情は機種によって異なります。Appleは指が眉の高さにそろい、顔つきも端正です。Google(Noto)は丸くシンプルで、遊び心のある雰囲気です。MicrosoftのFluentは立体感があって敬礼がくっきり見え、Samsungは手と顔のコントラストがはっきりしています。手の位置や口の形によって、同じ🫡でも改まった敬礼にも、ふざけた仕草にも見えます。