🌺は、赤い花びらがぱっと開いた花の絵文字です。日本の携帯電話の絵文字から生まれ、2010年にUnicodeに入りました。日本語名は「ハイビスカス」、英語名は「hibiscus」、韓国語名は「무궁화(ムクゲ)」で、ここで名前と絵のずれが出ます。韓国の国花ムクゲと同じ仲間ではありますが、絵文字の絵は南国の大きなハイビスカスが多く、実際の使われ方も「南の島の花」です。
こう使う
- 夏休み:「やっと沖縄旅行、出発🌺」
- 南国の雰囲気:ハワイ、バリ、グアムの旅行写真の飾り
- テーマイベント:フラダンスの発表会、ハワイアンパーティー、夏祭りの案内
- おしゃれ:花の髪飾り、レイ、サマードレスの写真
- ただのかわいい飾り:花と関係ない投稿に華やかさをプラス
🌸が春、🌹が恋なら、🌺は夏とお休みです。「大好き」というより「来たよ、南の島」というほうが近い感じです。🌼や🌻のような素朴で明るい花と比べると、ずっと華やかでエキゾチックです。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では「ハイビスカス」という名前のとおり、南国の花として定着しています。とくに沖縄を連想する花で、夏休み、海、リゾートの象徴として使われます。アロハシャツや夏限定の商品の案内、ビーチの写真にもよく合います。かき氷や南国フルーツの投稿に飾りとして添えることもあります。
韓国では、この絵文字の韓国語名が「무궁화(ムクゲ)」のため国花を思い浮かべる人もいます。ムクゲは愛国歌の歌詞に登場し、韓国版「だるまさんがころんだ」の名前(무궁화 꽃이 피었습니다)にもなっていて、ドラマ『イカゲーム』で世界的に知られました。ただ、普段のチャットでは夏の旅行やハワイ風の飾りに使うのが中心です。実際のムクゲは淡いピンクや白が多く形も違うので、この絵文字がそのまま描いているわけではありません。
英語圏では、ハワイとの結びつきがもっとも強く、ハワイ州の花は黄色いハイビスカスです。「aloha」「tropical」「luau」「vacation」といった言葉と一緒に、島テーマの目印になります。ハイビスカスティーでも有名で、ハーブティーの投稿に添えられたり、タトゥーのモチーフとしても人気があります。
誤解されやすい点
- 韓国語名がムクゲだからといって、🌺が国花を表す公式の記号というわけではありません。国や式典の文脈でムクゲを指すなら、言葉で書くほうが正確です。
- 🌸と同じように春の花として使われることもありますが、🌺は一般に夏と南国のイメージです。
- 🌹のように恋の雰囲気は出せても、赤いからといって告白とは読まれません。
- 🏵️(ロゼット)とは別物です。そちらは勲章や記念章に近い絵です。
プラットフォームによるデザインの違い
どの会社も、赤やピンクがかった花びらと長く伸びたおしべを描いている点は似ていますが、色合い、花びらの重なり、おしべの色が違います。Appleは赤がくっきりしていて、Google(Noto)はより簡素で平ら、MicrosoftのFluentは花びらのしわが立体的に見え、Samsungは色調が少し違います。花びらの枚数や形も機種によって少し変わることがあります。